化学反応式を覚え方も載せずに「覚えろ!」という教師に憤慨!

受験化学コーチわたなべ
うもわたなべです!

今日は、迷える受験生から悲痛な質問が来たので、それをシェアしようと思います。

 

実際今日この質問をして来てくれたFさんは非常に素直で学校の先生の言う事を素直に聞き入れていたのですが、

 

 

教師とか前に立つものってこれほど影響力があるんだなと自覚しました。

 

そして、非常に憤りを感じたので、ここに全てぶちまけようと思いました。

 

質問をして来てくれた彼女には許可を貰ったので、書かせてもらいます。

質問内容

反応式 覚え方
「無機のゴロ合わせの記事を書いてください!」

最初は焦りました(笑)

なんじゃこれ!って思いました笑

反応式 覚え方

 

ざっくりしすぎ(笑)

 

なるべく具体的に言って来て、
半反応式とかならすでにありますが、
この返信後彼女に見せて
もらった学校の課題、
それは
ただただ反応式とそれの軽い説明、
そして先生がいうのは、
池下先生(高校教師)、通称イケ氏
じゃあねこれぜんぶおぼえてね!♡

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受験化学コーチわたなべ
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化学反応式は覚えるもの?

化学反応式って普通、

『作るもの』だと言うことは

おそらく多くの人が分かっている。

 

でもなぜか無機化学になると

おぼえようとする人が

大量発生する。

 

でも、それが実は受験生のせいでは

ないということが今日分かってしまった。

教える先生側の責任。

 

だって普通先生の言う事って

正しいと思うから、

 

でも無機化学で反応式を覚え始めると、

大変な事になる。

 

俺は高校生のとき、

化学の授業中はいかに先生に

ノートを取っているように見せかけて

寝るかだけを考えていた。

 

これを極めていたので、

俺に化学を教えていた先生が、

無機の気体の製法のところで、

 

池下先生(高校教師)、通称イケ氏
さあ全部覚えて行こうね〜
と言っていたかは覚えていない。

でもそういう人が居ると言う事は

間違いないと言う事が分かってしまった。

 

高校生はバカじゃない

教師からしたら楽かもしれない。

でもやはり、それに対して

「ん、ちょっとこれはおかしいな。」

そう感じてくれたから今回

質問して来てくれたのだろう。

反応式 覚え方

こんなに丁寧に解説していただき

ありがとうございました!無機は覚えることが多すぎて、パニックになっちゃいそうでした(笑)全ての式を覚える必要はなかったんですね!質問なのですが、

私は学校で無機のプリント(さっきのプリントです)をもらって、先生に「この反応式全部覚えろ!」って言われて、ひたすら覚えていたんですけど、その勉強法は間違ってるんですよね⁉︎正しい無機の勉強法があったらぜひ教えてほしいです!

よろしくお願いします!あと、覚えるべき反応式がどの式なのかも教えてほしいです! 欲張りですみません!でも、わたなべさんのおかげで、今まで全く解けなかった理論化学の問題がいとも簡単に解けるようになりました!

本当に感謝してます!!

質問の回答のついでに少し無機化学の勉強について語ってみた。

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長文になっちゃいますけどごめんね。はっきり言うと、反応式を覚えろ!って言うのは、

間違っている。こういう事言うから化学が嫌いな高校生が増えちゃうんだよね。

心外だよね〜実際、国立大とかになると、

知らない反応が起こったりする。

Cu2CO3(OH)2の酸化還元反応が出たりする。

(ちなみにこれは緑青の化学式。) 

そりゃそう(笑)覚えられるわけが無いです。

覚える物じゃなくて反応式は基本的に作る物。

 

確かに気体の色とか大学に行かないと絶対に分からない事とかは覚えないと行けないけど、

反応式は基本的に作れる。

 

正しい無機の勉強法は、

『基本的に丸暗記はしないでおこう!』と心に決める。

決して揺らがないようにする。

 

受験とか色々面倒になってくると、

丸暗記しようとしてくる。

でも結果的に知識は抜け落ちて行くから

より時間の無駄。

 

この先生のプリントをおぼえても

入試まで覚えていられる気がしないですよね。

 

俺も無理だし、そんなもの覚えてない。

正しい勉強法は、

・反応式は大体理論化学の知識を使っているから、理論化学をキッチリ勉強する。(とはいえ、理論化学が完全にできていないと無機を勉強してはいけない!というわけではなく必要なところだけをきっちり学んでおけばOK!)

・学んでおかなければならない理論化学、

→『電気陰性度』

これが分かる酸性酸化物と塩基性酸化物のちがいがなぜ出てくるかと言うのが分かる。

分からなかったらまた聞いて!

電気陰性度の記事

この記事を読めば、電気陰性度ってなにか?イオン化エネルギーと電子親和力との区別がつく。

 

→『酸化還元』(定義や半反応式の作り方)

定義の記事

反応式をたてる上で大事な定義が書いてある。

 

半反応式の記事

半反応式の作り方が分かるし、さらにメチャクチャ良く使う、過マンガン酸イオンとかニクロム酸イオンの半反応式は俺の生臭い声で語呂を紹介している。

 

なんでかって言うと、2次試験とかになると結局時間との勝負とかになってしまう。

 

だから、なるべく早く解きたいし、こういう半反応式とかを作る問題とは別の部分であまり時間を使いたくない。

 

こういう異常によく使う反応式は覚えちゃおう。でも丸暗記はダメだから語呂で毎日チャリ乗りながら唱えて。

 

→最低限の酸塩基の知識(弱酸遊離反応)

無機を勉強する上で難しい水素イオン濃度の求め方とかまで完璧に学ぶ必要は無い(2次試験を受けるなら理論化学の計算問題で必要になるが)

普通に

『水素イオンのモル=水酸化物イオンのモル』

という式を立てる事を覚えておいてくれればいい。

あと、弱酸遊離はメチャクチャ重要!気体の製法でかなり良く使う。

これは結構ゆっくり話しているこの記事で学んでおくといい。

酸塩基『弱酸遊離反応』をドラえもんに例えて覚える方法

・物質の性質はしょうがないから覚える。

→例:水酸化ナトリウムは潮解性がある。とか、NaOHが空気中の水を吸収してびちょびちょになる

 

こういうのっておぼえないとしょうがない、

こういうときは、下の動画を見てイメージを付ける。

→例2オゾンがなんかくさい。

オゾンが臭いなんてO3をみただけでは夢にも思わない。だからこういうのはごめんやけどおぼえなあかん。

・錯イオンや沈殿反応については、語呂を使う。

どこまでが水に溶けるのか?

過剰のアンモニアに溶けるのか?

 

などなど、

これはセンターでメチャクチャ出る。

 

2次でも割と出る。

 

 

参考書とかでも反応式をまさか覚えなければならないのかな?と思ってしまうような記述をみかけることがあるけど、

 

あ、この本は使っちゃダメだ!っていう指標にしていい。

よく見ると、どういう反応式は

覚えた方がいいのか?

 

と言う質問に答えられていなかった

ので答えておきます。

 

覚えるのは、人の名前がついた工業的製法のまとめ式だけ。

例えば、ソルベー法だと

NaCl+NH3+CO2+H2O→NaHCO3+NH4Cl

この反応式と言うのは、

アンモニアを作る過程で起った

様々な反応をまとめてこの反応式に

なっている。

 

っていうことは、酸化還元とか

作り出せる系でできている

式ではないと言うこと。

 

つまり、こういうのは覚えた方がいい。

 

他には、ハーバーボッシュ法など、

N2+3H2→2NH3

など

これは触媒であるFe3O4

が重要。

 

ほかにもオストワルト法などがあるよね。

教育論

無機はどこまで覚えるべきなのか?

って言うのが分かりにくい。

 

特に初学者、高校生は

落ちこぼれ受験生のしょうご
え、これどこまで覚えるもん?

もしかして全部?

って思う時期が必ず

 

だからきちんと一通り学んだ人が、

「これは理論化学で作れる!」

「この反応はただの弱酸遊離!

覚える方がだるいよ」

って言ってあげるべきなんだ。

 

でも学校の先生は

色々忙しいから

質問してくれた彼女の先生みたいに、

「覚えろ!」でかたづけちゃう。

なるほど、そうか、

学校の先生がそれを放棄しちゃったか、

じゃあ参考書とかには?

 

いや、これもダメだ、

参考書にも全然ちゃんと書いていなかった。

 

参考書も似たり寄ったりだし、

『気体の製法の反応式一覧表』

とか言うコーナーがあるだけ、

 

なんだこれ、

高校生が暗記しかないと思って

しまうのも無理ないな。

もう誰もやんないのかよ!

じゃあ俺やるよ!

ということで、

俺が気体の製法の化学反応式を

どうやれば、暗記0でマスターできるか?

と言うテキストを書こうと思う。

 

もちろん、無料で!

 

こんな腐りきった化学教育だったら

そりゃ、みんな化学嫌いになる。

 

本当は無機化学はメチャクチャ面白いし、

得点源になるのに、

 

だから、俺が

理論化学の知識だけで気体の製法の反応式を暗記0で作れる方法』を

まとめてしまおうとおもい

まとめました。

 

  

気体の生成反応を理論化学で暗記0で乗り切る方法のダウンロードはこちら

6 件のコメント

  • 匿名 より:

    はじめまして。
    記事を見ました。

    質問があります。
    硫酸水素ナトリウム NaHSO4 と、硫酸ナトリウム NaSO4 の違いがいまいちよく分からないのですが教えて頂けませんか?

    これは、気体の発生で 濃硫酸が沸点の高い不揮発性の酸であることを利用し、「塩化ナトリウムに濃硫酸を加えて熱し、塩化水素を発生させる」というところで疑問に思いました。
    ’’ 2NaCl + H2SO4 → 2HCl + Na2SO4 ’’
    という反応式を立ててしまいました。

    もし、’’硫酸の不揮発性’’という性質以外に何か使う知識があれば教えて頂けると幸いです。

    • 受験化学コーチわたなべ より:

      なるほど、それは揮発性酸遊離は、弱酸遊離反応でもあります。


      そして
      NaCl+H2SO4→HCl+NaHSO4
      が起るのはわかりますね。




      そして、おそらく悩まれているのが、
      もう1回反応するんじゃねえかってことですよね?




      NaHSO4+NaCl→Na2SO4+HCl



      残念ながらこれは起りません。
      なぜなら
      硫酸の第2電離は、HClより、酸の強さが弱いからです。




      酸の強さは、
      H2SO4の第1電離>HClの電離>H2SO4
      てことです。
      弱酸遊離反応がわからないのなら、
      こちらの記事をご覧下さい。
      弱酸遊離反応の記事

  • かい より:

    気体の生成反応を暗記0で乗り切る方法っていうやつダウンロードしたのですが、全然届きません…。

    • 受験化学コーチわたなべ より:

      あなたのアドレスに対してコチラから送る事が出来ません。アドレスを変えるなり、パソコンからのメールを解除するなりしてください。

  • やまもと より:

    ダウンロードしても届かないのですが…

    • 受験化学コーチわたなべ より:

      やまもとさんのメールアドレスに対してメールが送れない状況なので受信拒否設定を変更して下さい。

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