【最重要!】化学基礎の勉強法をミスると化学は終了します。

化学基礎の勉強法

理論化学、有機化学、無機化学。

 

これらの礎(いしずえ)となる最強の学問。

 

それが化学基礎

 

はっきり言います。理論化学が出来ない理由は化学基礎が曖昧だからです!

 

有機反応がうまく頭に入らない理由は化学基礎が曖昧だからです!

 

無機化学が覚えられない理由は化学基礎が曖昧だからです!

 

なので、この記事ではどのように化学基礎を勉強すれば良いのか?と言う事を第1に考えていきます!

目次

化学基礎の重要性

化学基礎というのは、化学反応式を作ったりするめちゃくちゃ重要な部分です。

 

化学基礎と理論化学の境目は曖昧になっていますが、化学基礎と理論化学で化学反応式を作る部分がまかなえます

 

ここで化学基礎をキッチリ勉強しておけば、後々、メチャクチャ楽をすることが出来ます。

 

 

例えば、電気陰性度をキッチリ理解する事が出来れば、

有機反応を簡単に理解できたり

無機化学の反応式を暗記不要で作り出せたり!

 

 

化学基礎にかかっていると言っても過言ではありません。

 

この化学基礎の重要性をキッチリ認識して学んで行きましょう!

化学基礎で絶対に抑えなければならない内容

やはり、勉強の一番大変なところは、初めての概念が出てくるところです。

 

モル

やはり、化学といえば、モルです。化学基礎でモルに慣れておく事は非常に重要です。

 

モルがわかれば、下の記事から、理論化学の計算をマスターする事が出来ます。

 

理論化学の計算なんて簡単!2つの事を意識するべき事!

 

 

このモルの概念に慣れるのは、10問くらい練習問題を解くというのが、一番です。

 

モルって実際難しい事は一切ありません。12個を1ダースと言いますよね。

 

じゃあ6個は?0.5ダースだよね?ってことです。

 

この程度の事なのです。基本はこんだけです。でも絶対にそれが理解できたところで受け入れがたい事もまだまだあります。

 

それならば、どんどん問題を解いて慣れる事が重要です

 

セミナー化学の基本的な問題等を何度も解けば、必ずモルには慣れる事が出来ます!

電気陰性度

電気陰性度は非常に重要です。

 

この電気陰性度は理論化学だろうが、有機化学だろうが、無機化学だろうが全ての分野でメチャクチャ重要な物です。

 

 

特に有機化学の反応なんかでは、電気陰性度を乱用します。

 

 

電気陰性度、イオン化エネルギー、電子親和力の違いを徹底区別してみた!

酸塩基の定義

酸塩基は理論化学でもやりますが、超基本的な所は、化学基礎でやります。

 

これがまあ重要なんですよね。

 

正直化学基礎の知識があれば、計算問題は解けます!電離平衡のpH計算以外はきっちり解けるようになります!

 

とにかく酸塩基の本当の定義をキッチリ身に付ける事が重要になっていきます

 

酸性とは?塩基性とは?酸塩基の2つの定義を攻略せよ!

でご確認ください!

 

酸化還元の定義

酸化還元は中学のときでもやると思います。素と合するから酸化でしたよね!

 

しかし、有機化学の酸化還元や、様々な反応で、電子を使った酸化還元の定義が必要になってきます

 

酸化還元の最重要定義!学校では教えてくれない受験テクとは?

また、この記事では、それ以上に重要な『酸化剤と還元剤』の定義が重要になってきます。

センター化学基礎対策は何をすべき?

センター化学基礎なんて別に普通の『化学』を勉強している理系なら余裕でしょ!

 

って思いますよね。

 

ですが、理系がセンター試験で問題を間違えるのが、この化学基礎の部分なのです。

 

実は、センターの化学基礎部分では、意外とマニアックな知識が問われたりします。

 

このマニアックな部分を取りこぼしてしまう人が非常に多いのです。

 

なので、センター化学基礎では、まず範囲をキッチリ知るという事が重要になります

 

 

センター用の化学基礎の参考書を購入してみてください。すると驚きます。

 

え、ここまで範囲なの?」と

 

俺も確認して驚きました。旧課程で受験をしたのですが、今の化学基礎という区分には、旧課程の化学IIの分野も含まれていて、絶妙な知識も含まれます。

 

そこで、取りこぼしてしまう人が時折見受けられます。

 

結局化学基礎の勉強法は?

ここまで、いかに化学基礎が重要かということを述べてきましたが、どのように勉強すれば良いかというのをキッチリまとめていこうと思います。

 

ステップ①自分に合う最強の参考書を探す

参考書は必要以上にわかりやすく書いてあるものが良いです。

 

よくオススメの参考書は?と聞かれますが、そんなものは人それぞれです。

 

少し、化学をやっている人、3年生で受験間際、1年生で先取り学習。

 

全員使うべき参考書は違います。

 

 

一番良いのは、自分が無理の無い範囲で勉強ができる物です。

 

理解できるものを選びましょう

 

ステップ②解きやすい問題集を何度も繰り返す

化学基礎に関しては、何度も問題集を解くというのが有効になります。

 

理論化学で解法を覚えるのはきりがないから無駄だ!と言っていますが、化学基礎の場合は、新たな概念に慣れる事が必要だったりします。

 

そのときは何度も繰り返して、自分の中の常識を作り上げる時期だと思います。この時期は何度も繰り返して解いて、慣れていきましょう!

 

ステップ③人に説明できるようにする

勉強した事を人に説明できるようにしていきましょう!

 

例えば、同位体と同素体はどう違いますか?

 

という事がパッと言えるでしょうか?

 

もちろん、実際人に言う必要はありませんが、語句を見た瞬間にその語句を説明できるでしょうか?

 

そのような日々の積み重ねが、記述論述問題での点数になっていくのです

まとめ

化学基礎と言うのは化学の基盤です。この基盤がぐらぐらな上に理論化学、無機化学、有機化学を積み上げてもぐらぐらするだけです。

 

この基盤をキッチリ組み立てて、その上に受験テクニックを学んでいきましょう!

 



3 件のコメント

  • 社会人O より:

    大変参考になりました。化学基礎、がっちり固めます。
    0から(いやマイナスか)のスタートにつき、まずは地道にコツコツ一歩ずつ進んで行きます。

    • 受験化学コーチなかむら より:

      そうですね!まずは化学基礎になりますね1

      ガチガチにして色々な分野に応用できるようにしていきましょう!

  • Y より:

    2019年 2/22
    現在高校二年生で今年センターを受けるものです
    2年の初めから化学基礎を授業で受け始めましたが、化学基礎まで勉強に手が回らずいつも40点近い点数に…そして今、有機化学の授業を受けているのですがさっぱり意味がわからなくなってしまいました。やはり、この化学基礎をいかに勉強するかが化学全体を知る鍵だと思いました。
    とてもわかりやすい記事でした!

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    浪人の夏休みまで死ぬほど勉強したにも関わらず偏差値50を割ることも。そんな状態から効率よく化学を学び化学の偏差値を68まで爆発的に伸ばした。その経験を塾講師としてリアル塾で発揮するも、携われる生徒の数に限界を感じ化学受験テクニック塾を開講。 自己紹介の続きを読む。