こんにちは。
この記事ではアルキル基とは何か?について解説して行こうと思います。
アルキル基って授業中によく出てくるけど、実際なんやねん!って思う事もあると思います。
そこで、今日はアルキル基とは何か?という事だけを話すさくっとした記事にして行こうと思います。
すぐに読めると思うのでさくっと読んで知識を深めてください!
目次
炭化水素基とは?
アルキル基の前にまず炭化水素基について解説していきます。
炭化水素基とは、炭素と水素のみからなる『炭化水素』のHを一個取り除いた構造のことを言います!
まあこれだけ言っても分からんから具体例!
左がエタンです。そして、-Hしたものがエチル基です。
「○○基」という名前の物は、他の有機物にくっつきます。
ベンゼン環につくと、
このようにエチルベンゼンという名前になります。
他にも炭化水素からHを抜けば炭化水素基なので、簡単にできます。
このように左がエチレンで右がビニル基と言います。
このように元の炭化水素に2重結合があろうとも、Hを抜けば炭化水素基になります。
アルキル基は?炭化水素基との違いは?
それではアルキル基は?というと、
『アルカンから-Hしたもの』
という定義があります。
つまり、2重結合や3重結合、環がない全て単結合の炭化水素基がアルキル基と言うのです。
そう、つまり炭化水素基とアルキル基の違いは、
アルキル基⇒アルカンからHを抜いたもの
と言う風にまとめる事ができるのです。
だから、先ほどの例で言うと、
エタンからHを抜いたもの、エチル基はエタンがアルカンだから『アルキル基』ですが、
エチレンからHを抜いたもの、ビニル基はエチレンがアルカンじゃないから『アルキル基』ではございません。
受験でこの知識をメチャクチャ使う事は無いですが、覚えておくと、授業が聞きやすくなります!
それではシッカリ覚えておいてください!
[…] […]
すごく分かりやすくて感動しました!もやもやが解消されて頭の中にスーっと入っていく感じがしました。
おお、よかったです!