こんにちは。
今日は、グリコーゲンについてお話ししていきます。
グリコーゲンとデンプンってどう違うの?
という質問を時々受ける事があります。
どちらも多糖類でα-グルコースがグリコシド結合を繰り返して出来た高分子です。
どちらも同じように見えますが、これらは異なる物質です。どのように異なるかについて徹底的に見ていきましょう。
目次
デンプンとは?
デンプンとは、α-グルコースが1位と4位と一部6位のヒドロキシ基がグリコシド結合をしたものです。
デンプンについてはこちらで詳しく説明しています。
デンプンとグリコーゲンの違い
デンプン(アミロペクチン)とグリコーゲンはほとんど構造も同じです。でもどう違うのか?
グリコーゲンとアミロペクチン。結構似てますよね。グリコーゲンは、アミロペクチンよりも『枝分かれが多い』です。
グリコーゲンの役割
また、合成される場所が違います。アミロペクチンは、植物で合成されますが、グリコーゲンは動物の体内で合成されます。
まず、ぼくらは糖分を摂取しますよね。
体内では、この糖類を加水分解にして『グルコース』にまで分解されます。
ただ、糖分が多すぎて血中のグルコースの濃度が大きくなりすぎることもあります。
ただ、そうなると、血中濃度を一定に保とうとします。余分なグルコースなんかは、体内で肝臓や筋肉なんかに『グリコーゲン』として貯蔵しておくのです。
まとめ
このようにグリコーゲンとアミロペクチンはよく似ている。
違いは、グリコーゲンの方が枝分かれが多く、動物体内で合成される。一方アミロペクチン(デンプン)は緑色植物体内で合成される。
という違いがありました。このようにこの2つを区別しておいてください!
グリコーゲンの説明がかき途中で終わってますよ><
ありがとうございます。
いつもおせわになってます
お疲れ様です
なぜ枝分かれが多いのでしょうか???
グリコーゲンは体内で使うので、すぐに取り出せる方がいい。そのためには、結晶化しにくいほうがいいんでしょう。
都合がいいからだと思います。なぜ人間は二足歩行なのかは、手が空いた方が都合がいいからと同じだと思います。
水溶性に違いが出るのは何故でしょう?
加筆します。ありがとうございます。