大学受験勉強はいつから始める?部活と勉強の両立法

こんにちは。

大学受験は目指す大学にもよりますが、あなたが行きたいような難関国立大は、並大抵の努力では乗りきれません

じゃあ、いつから始めれば第1志望に合格できるのか?

そして部活との両立ができるのでしょうか?

今日はそのことについてお話ししていきます。

目次

大学受験はいつから始めればよいか?

今日』から始めてください!

1年生の時のしょうご
え、今から始めるって、
まだ入学したばっかりなんですけど、、
受験化学コーチなかむら
せやね!
じゃあ今日から始めようか!
しょうご公立高校だよな。

俺が驚愕した私立中高一貫校に
ついて話すよ!

なかむらが知った中高一貫の私立高

あれは、高校入学直後だった、
小学校の友達で中高一貫校に
入学した友達(森永君)に久しぶりに
であったとのことです。

高1のなかむら
おお、森永君やん!久しぶり!
優等生の森長君
おお、なかむらやん!今どこの高校いってるん?
受験化学コーチなかむら
俺は〇〇高校に受かってん!
森永君は中高一貫やから受験ないやんな!
いま学校って何の勉強やってるん?
優等生の森長君
おお!おめでとう!
学校は、中学校の間にだいたいの
単元が終わったから、
今はセンター対策してるかな、、
受験化学コーチなかむら
猫が驚いた

驚きました、、、、

このブログを読んでいて、中学で公立高校に行っていた人は、大学受験で既に遅れています

中高一貫校は中学の間に、『高校の履修範囲』に着手しています。

そして、高校1年生から実践的な受験対策をしています。

私立中高一貫の生徒

なので、自分の意志に関係なく、受験対策ができるのです。

とはいえ、あなたは高校に『受験のために』入ったわけじゃないはずです。

高校生活は本当に何にも代え難いもので、俺は今東京に住んでいますが、帰省したときもほとんど高校の部活の仲間と飲みにいきます。

仲間

仲間

また、俺に始めて彼女が出来たのも、
高校時代でした。

制服で公園デートしたり、
夏にお祭りに行ったり、

制服デート

制服デート

確かに受験勉強も大事ですが、
高校生活は一度しかない
そして、
大学よりも遥かに楽しいところ
です。

だから、いくら早く始めた方が有利とはいえ、
大学受験のために高校生活を捧げる
ようなことは絶対にやめたほうがいいです。

じゃあ部活や高校生活を楽しみつつ、
受験勉強を進める方法を
具体的に学年別にお話ししていきます。

高1の間に絶対にやっておくべきこと

入学式

高1は中学校から高校に上がり、
まず高校生活のリズムに慣れることに、
1ヶ月ほどかかりますが、

予習のリズムや、
テストの対策など
1ヶ月ほどするとだんだん慣れて
余裕が生まれます。

この1ヶ月がたった頃から
受験勉強を始めて行きましょう

1年生の間にやっていくことは、
得意科目を作ること
です。

そして、
圧倒的におすすめなのが、
英語』の勉強をする
ことです。

英語に関しては、
文法はありますが、
それ以外は新しく習うと言うより、

中学校のときより
英文が難しくなっていくだけ
なのです。

高1で数学を独学し、
どんどん数学IIIまで
自分で出来るようにするのは
現実的ではありません。

なので、
英語を極めてください。

特に、何と言っても
『英単語』は1冊を完璧にして
ください。

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このCDと合わせて使うと、効果的です。システム英単語の使い方について徹底的に解説しましたので、こちらの記事をご覧ください。

システム英単語(シス単)の覚え方!センター120点アップの秘密とは?

高校1年生の間に覚えておけば、高校2年生からは英単語に関しては、復習だけしておけばいいのです。

 

高校1年生の受験勉強で大切なポイントは、『欲張らずに1点集中すること

よく、
「もっとできる。」
「高1の間に物理も化学も完璧にしたら
どこの大学も受かれる!」

と高1の勉強の目標を高く設定
しがちですが、

日常生活を過ごしながら
勉強にそれだけ集中することは出来ません。

1つの科目に絞って
やることが大事です。

高2の間に絶対にやっておくべきこと

高校2年生で文理選択をします。
ここでは文系と理系でやることが
変わります。

このブログでは
理系で化学を受験に使う受験生に
向けて書いているので
理系向けに書きます。

高校1年生の時よりは
少し時間を多く受験勉強に
取ってください。

高校2年生でやるべき受験勉強は、
数学』と『理科の1科目』です。

理系の入試は
やはり理系科目の方が重要に
なってきます。

『数学』と『理科』は本当に
重要になってきます。

そして、本格的な受験生ではなく、
あなたは部活をやっているので、
とにかく『欲張らないこと』が大事です。

欲張っても、部活やりながらだと
どっち付かずになるだけですから、

他の科目をやらない勇気
これを持ってください!

なので、
理科は『一科目』です。

数学

まず数学ですが、
ほとんどの高校ではまだ
2年生の段階では数学IIIまで
終わっていることはないでしょう。

2年生の段階では数学IIIは
公立高校では終わっていないでしょう。

なので、
今まで学校でやって来た内容を
自分で復習したり、
問題集を解いたりして行きましょう。

理科一科目(化学)

理科一科目をやるなら化学をやることを
お勧めします。

物理は比較的に覚えることがすくなく、
ある程度のレベルまでは
意外とすぐに到達できます。

なので、
それは部活を引退してからに
置いておいて、

とても時間がかかる『化学』を
高校2年生から始めて
行きましょう!

まず、受験生で塾に行かずに
大学受験に臨む人は、
重要問題集』を攻略することに
努めてください!

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重要問題集はかなりレベルが高くて、難関国立大学でも十分な問題のレベルとなっています。

重要問題集の攻略法については、「国公立に合格できる化学の問題集はどれ?どの流れで使う?」に書きました。

ただ、重要問題集はレベルが高いので簡単には理解できません。なので、新研究を使いましょう。

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新研究の使い方については「受験に「化学の新研究」は必要か?化学の新研究の使い方!」この記事に書きましたので是非見てください。

化学に関しては私のブログで様々な情報発信をしていますので、そちらで勉強していってください。

理論化学での計算については、
「理論化学の計算なんて簡単!2つの事を意識するだけで解ける!」
この記事を参考にしてください。

有機化学の勉強法については、
「受験で有機化学構造決定を確実に完答するための勉強法」
の記事を見てください。

受験勉強とは3歩進んで2歩下がるの繰り返し

受験勉強で最も大事なことは、
復習』です。

学んだことを頭に落とし込んでいくことが
大事で、
どんどん内容を進めていけば
いいわけではありません。

復習方法については、
実は科学的に証明されている、
復習タイミングがあります。

「エビングハウスの忘却曲線を利用した超効率的復習法!」

また、復習も大事ですが、
その前にインプットするときに
記憶に定着しやすいように
することも大切です。

それについては、
「暗記したことを長期記憶にするために意識する3つのこと」

高3の夏休みまでにやるべきこと

高3の夏休みまでとは、
部活の最も重要な時期です。

もはやこの時期に受験勉強に
集中するのは、部活への後悔が
残ってしまうので、
受験勉強にウエイトはおけません。

2年生までのレベルの勉強を
続けていくことになります。

この時期もおそらく
受験の範囲の授業は全て
終わっていないと思うので、
授業についていく』こと

これだけを考えておいてください。
ほかは、夏休み以降にやりましょう。

ここで部活に打ち込まなかったら、
一生後悔します。
受験に落ちるより後悔します

最後の最後なので本気で
部活に打ち込みましょう。

夏以降

もはや、ここからは
勉強するしかありません。

今まで手をつけられていなかった
地理や国語もやっていかなければ
なりません。

ですが、忘れては行けないのは、
最も重要なのは『理科
です。

なぜなら配点が高くて
成績が上がりやすいからです。

国語は成績が上がりにくいし、
配点もセンターだけ、
と言うことが多いので、

私の個人的な意見としては、
現代文の対策は時間の無駄
だと思います。

古文、漢文はまだ点数が上がります。
特に漢文は満点を狙えるので、
此所は対策をしていくべきです。

化学に関しては、
絶対に『有機化学』が一番重要です。

努力に比例して伸びてくれるし、
難しくても
手がつけられないと言うようなことは
あり得ません。

なかむらの不合格体験記

このブログで偉そうに
合格する方法について話をしていますが、

現役時代は志望校に全く届きませんでした。

部活をしていたときは、

受験化学コーチなかむら
まあ、夏休みからしっかりやれば
間に合うでしょう!

毎年野球部の先輩は、
夏から始めて一気に逆転している
だから大丈夫だろ
と思っていました。

他人の成功法則は当てはまらない

先輩の合格体験談は意味が無い。
なぜなら先輩とはまず能力が違うし、
地頭の良さにも差がある。

受験勉強を始める前の
元となる知識の量も全然違う

そんな中で
先輩の勉強法を使えば
そのまま同じ結果が得られる
なんてことは起きない。

例えば、「受験は要領」のような勉強法を書いている本は大量にあります。

この本では受験は要領で「暗記」すえば簡単に乗り切れる。と書いてあります。

ですが、彼は灘高校出身のエリートで中学校のうちに大学受験の内容を終えて、受験勉強さえすれば良い

受験までの時間の余裕が全く違う状況だったのです。

そもそも青チャートをすべて暗記するなど人間のなせる技ではありません。

最後に:すでに受験勉強を始めている人はいくらでもいる

いかがでしたか?

受験勉強を始めるのに早すぎることはありません。ですが、焦り過ぎてもダメです。あれもこれもやろうとしてもどうせうまくいかないので、1科目でも得意になれたらいいな〜くらいに思っておけばいいでしょう。



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ABOUTこの記事をかいた人

浪人の夏休みまで死ぬほど勉強したにも関わらず偏差値50を割ることも。そんな状態から効率よく化学を学び化学の偏差値を68まで爆発的に伸ばした。その経験を塾講師としてリアル塾で発揮するも、携われる生徒の数に限界を感じ化学受験テクニック塾を開講。 自己紹介の続きを読む。