多くの高校生が大学受験を通る事になるでしょう。この大学受験ですが、全体の戦略がメチャクチャ重要になってくるんです。
「今成績が全科目悪い!」と言う人も多いでしょう。現状が悪い人は特に、焦りから間違った大学受験の戦略を立てがちです。
また、大学受験で目指すならそりゃあ、上位の国立大学や私立大学に合格したいですよね!そんな人の為に今日はかきました!
ごめんなさい、
そういう人が、目指す為に書きましたが、非常識な勉強法なので、おそらく誰も取り入れないでしょう。
もちろん取り入れた人のみが逆転合格が可能なのですが、ほとんどの人はチキって無理でしょう。
部活をやっていながら、夏までダメだった、、そんな生徒で逆転合格をした人の多くは、この方法を取っています!
勝つ受験生は、一端受け入れます。一端受け入れてみてください。
目次
大学受験と高校受験は全く違う事を知る
なかむらは、高校受験の勝者です。高校受験は周りの人を圧倒的に突き放して合格しました。
だから、大学受験もどうせ出来るものだと思っていました。しかし、全くそんな事はありませんでした。
そもそも高校受験と大学受験では、入試の目的も違います。特に公立高校で進学校に優秀な成績で合格した!みたいな人が一番危ないです。
まずは大学受験と高校受験が全く違うと言う事を認識しておきましょう!
高校受験は基本的に合格させるものです。
高校受験ってどれだけ倍率が高くても、ほとんどの高校で2倍を超える事はありませんよね。(私立、国立はのぞく)
もちろん、超有名私立高校(灘、開成、東大寺、ラサールなどなど)はその高校を目指す人が多くて、スゴい倍率になることがあると思います。
しかし、地方の私立高校というのは、公立高校の滑り止めという認識になっている事が多いです。
だから、私立でもまあまあ合格できます。
しかし、大学受験と言うものは全国から生徒を集めるため、基本的に採点官は落とすためにやっています。
大学受験の倍率は2倍を超えるなんて当たり前です。基本的に落としにかからないと生徒が多すぎるのです。
だから、問題も難しいです。高校受験は解かしてあげる問題を出されています。
高校入試と大学入試は問題が違う
高校受験の入試問題は、偏差値と点数が比例します。
偏差値が50の人は偏差値50の点数が取れて、偏差値75の人は偏差値75の点数を取る事が出来ます。
偏差値に比例した点数を取る事が出来ます。
しかし、大学受験はこうはいきません。
大学受験は、こうです。
「偏差値50も60も同じ」
「偏差値70以降だけちゃんと点数が取れる!」
というような物です。
これも先ほど言ったように、大学受験は落とすためのものだからです。
だから、偏差値70以上じゃ無いと解けない問題になっています。
どちらが合格に近い?
器用貧乏タイプのA君と数学オタクのB君が居ました。数学オタク故、物理も結構好きでした。
A君は国立大学を受ける!と思いいろんな科目の対策をやりました。B君は相変わらず数学と物理ばっかり勉強していました。
A君は全科目偏差値60くらいになりました。B君は数学と物理は偏差値75を超えていましたが、他の科目は偏差値50でした。


この2人、どちらが合格に近いでしょうか?
センター試験も考慮しなければなりませんが、2次試験で言えば、圧倒的にB君が強いです。
なぜなら2次試験と言うのは偏差値65無い人を落とすためにあるのです。A君は、残念ながらまともに点数を稼げる科目がありません。偏差値65を超える科目が無いからです。
しかし、B君は数学と物理でキッチリ点数を稼ぐ事が出来ます。英語と化学は出来ませんが、それは対してAくんと差は付きません。
大学受験の2次試験と言うものはこういうものなのです。
「落とすためにあるのだから、偏差値60だろうが、偏差値50だろうが落とすのです」
偏差値60への慈悲、はからいはありません。
無慈悲に落とすのです。
つまり、全科目満遍なくやっていても仕方が無いのです。
非常識な大学受験の勉強法のマインド
僕は、高校3年生になる春休みうきうきしていました。だって、『受験は要領』を購入したから!
この本には、沢山気持ちのいい言葉が書いてありました。
「受験は暗記だ!原付の試験レベルだ!」
「問題集はいちいち解いていたら、時間が足りないからすぐに解説を読んで覚えよう!」
ワクワクしながら読みました。
「これを実戦したら、俺は全科目偏差値70を超えて、俺でも今から京大にでも合格するんじゃないか?」
どんどん耳障りの良い言葉を収集するようになります。
大学受験のタメの非常識な勉強法
まだ、大学受験のために必要な学力が到底無い人が、1年以内に大学に合格するレベルの力を付けるには、1科目ずつ偏差値を挙げていく方法を取るべきです。
全てを満遍なくやるというのは、頑張っている風に見えて逃げています。
むしろ重要なのは、『やらない勇気』です。
大学受験で大事じゃない科目なんてありません。でもそんなときに、その科目をやらずに徹底的に得意科目を作ると言う辛い事をしなければなりません。
やらない事の方が苦痛です。不安です。でも絞るのです。
化学受験テクニック塾で東工大に合格した三好君の例
三好君という人が居て、見事に現役で東工大に合格しました!
そんな彼は、夏休みをほとんど化学につぎ込みました!
そのおかげで化学が圧倒的に伸び、東工大で十分戦える力を得ました。
もちろん、彼はやれる生徒だったのですが、もし、全科目そこそこ出来るようにする戦略を取っていたら、今どうなっていたかはわかりません。
彼のすごいところは、それを実行に移せるところです。
普通不安になっていろんな科目を勉強したくなるところを、化学に一転突破して勉強できたという事です。
逆に安心していいよ!浪人しようが絶対に完璧は無い!
全科目完璧に勉強しきるなんてそんな事は無理ですから大丈夫です!
浪人しようが絶対に完璧は無い!と言う事を認識してください!
完璧はありません。だから、アレもこれも完璧を目指す事は不要です!
全科目完璧にするのではなく、1科目ずつ徹底的に伸ばしていくのです。
化学を得意科目にするのはオススメ
理系の人で化学を利用する人は非常に多いと思います。
化学というのは、数学、物理に比べてもかなり努力が報われる科目です。
暗記、思考、計算、全てがバランス良くかみ合っています。
ですが、問題を解きまくって問題集を丸暗記すればいいわけではありません。そうすればドツボにはまります。
あの、でも、一つだけ絞って勉強したら、他の科目が落ちますよね?
私は文系で、地理も数学も英語もやばいですが、9月末から、一ヶ月世界史だけやるのはいいと思いますか?
そりゃそうですが、
完成させたものは思い出しやすいと思いますよ。
それはやはりしぼうこうに夜と思います。