セミナー化学を使った勉強法!購入前に知るべきセミナーの役割

賛否両論が別れる問題集ナンバー1のセミナー化学。
セミナー化学

ただ、セミナー化学ってめちゃくちゃ使い勝手がいいし、さらにいうと

目次

そもそも問題集の使い方

そもそも、問題集ってどういう使い方をすればいいのかを熱弁しておきたい。時々居るのが、問題集で知識を付けようとしている人。

これはマジで辞めた方がいい。こういう人がよくやる質問が
「重問を完璧に出来れば、△△大は受かりますか?」
という愚問。

 

まあ、やる気をそいでしまってもダメなので、いつも、「そうですね!重問を頑張って行こうね!^◯^」と言ってますが、こういう人って暗記しようとする。

重要問題集をやれば合格する!という風に思ってしまっていてマジでやばいです。

受験ってそんなに単純じゃないんですよ。受験の合格って問題集の出来の1変数関数じゃないんですよ。その問題を解くときにどう考えるか?どういう思考でその問題に臨むのか?これが大事なんですよ。

 

はっきり言って、解ける問題をひたすら増やしても全く意味ないですよ。そのことについてこの動画で解説しました。もし、この動画を今すぐ見られない人は、この記事をブックマークしてでも絶対に見ることをおすすめします。

これを見ずに受験勉強やって、全部無駄だったなんてこと普通にアリエルと思います
緩衝液のその問題を解くための方法だけを暗記する。だから、緩衝液と中和の融合問題が解けない。さらに、緩衝液の例で言うと、酢酸+酢酸ナトリウムのパターンしか知らない。

 

問題集の役割と言うのは、考え方を定着させる事だから。
よって、この解法をすると言う事を学び、その考え方のアウトプットとして使う。でも落ちる人は、必ず問題集をインプットに使ってしまう。

 

意味ないから、国立大受けたい人は、そんなんじゃ通用しないから。そんなに当たり前にみんなが知ってる問題はあんまり出ないよ。

 

まあこれは実は俺がやり続けて来たから言ってる。俺は高3の夏休みから浪人の夏休みまでひたすら重要問題集暗記を繰り返して居た。だから考え方の重要性に気付くことが出来なかった。

 

実際に全く伸びなかったし、メチャクチャ頑張ったのに、神戸大学にずっとE判定だった。でもこれが無意味だと気付いて、考え方やその1個1個の問題の解法にとらわれるのではなく、普遍的な問題解法を学んだ。

 

だから大事なのは化学の計算問題の普遍的な方針等がひつよう。また、ちゃんと受験に特化した『点数に特化した解法』が絶対に必要。重問は受験生がより素早く、正確に問題が解ける解法を示せていない。

 

 

じゃあこの考え方や受験に特化した解法はどこで学ぶかと言うと、俺のメルマガで学んでほしい。問題集を解きながら受験生が受験化学の分野を全体的に見てそれを考え方をまとめる事は非常に手間である。そして時間の無駄だ。だから、まとまっている物を見てほしい。
メルマガ登録はこの下の画像をクリックしてほしい。

 

これには『合法カンニングペーパー』という解法集を無料で付けている。これはメチャクチャ便利。カンニングペーパーのように頭を使わずに計算問題を解ける。これは誇張表現でもなく本当だ。是非見て確かめてほしい。

セミナー化学って結局どうなの?

セミナー化学は重要問題集に比べて遥かに解説が丁寧です。だから初学者でも十分分かるように出来ています。

 

また、セミナー化学は使用者のレベルの幅が広くて、超初学者から上級者までわりと学ぶ物が多い問題集と言えます。実際に京大医学部に合格した杉元くんもセミナー化学と過去問のみで合格しました。

つまり、さっきも言いましたが、「抽象度の高い解法」をしっかりマスターしておけば、それ以降はやはり

セミナーだけでいい?

そういうわけではない。
化学は新演習or重要問題集?問題に終止符をうってみた。
にも書いたが、セミナーは入試問題の形式ではなく、改題となっている。

 

だから、入試の実践的な練習が出来ないのです。レベル的には発展問題を含めれば重要問題集とも変わりません。

 

なので、「セミナー」をやりきったら、徹底的に過去問に移行するのがもっともいいでしょう。そして、まだ志望校が定まっていない人は、重要問題集をやりましょう。

セミナー化学を使った勉強法

セミナーと重問は行き来しろ!

 

学校は謎の教育課程で、酸塩基で簡単な中和とかは化学基礎で何となくやって、その後理論化学で時間をあけてから計算問題をやってしまう。

だから知識がぶつ切りになったり、つながりが見えなくなる。

でも俺のブログで勉強している、またはこれから勉強するあなたは、そんな心配はいらない。だって、俺が化学基礎とか理論化学の垣根を取っ払ってるから。だから、このブログを見れば、化学基礎とか理論化学とか無視しちゃって、一気に解説してる。

 

セミナーで超基礎なもの→俺のブログやメルマガ→重問で俺の解法を練習という流れにしてほしい。

セミナー化学の役割

セミナー化学の役割は、何か?って言うと、今言ったようにやっぱり重問までのクッション的な役割。重問は基礎知識がないと、さすがに解けない。だから、基礎的な知識をつけてから俺のブログを無理なく読める程度の知識を付けてその後重問に挑んでほしい。

 

 

だからセミナーは、基礎問題、A問題まででいい!

いきなり重要問題集ではだめなのか?

いきなり重要問題集で行くのは少々厳しい。なぜなら、重要問題集はこのレベルの問題なのに、この程度の解説かよ!と突っ込みたくなる様な内容だからだ。

多分初心者にあの解説ではまず無理。一度学校で定期試験で勉強してそれ以来その単元をやっていない。さあ受験勉強だ!と言う程度のレベルの人が重要問題集をやるのはまず無理です。

解説がお粗末すぎます。

重問とセミナーで行けるならこのブログいらなくね?

いや、実はこのブログや俺のメルマガはメチャクチャ重要。なんでかって言うと、重問の解法をそのままやるとメチャクチャ遠回り、不細工な解法が多いし、重問の解説では間違った理解をしてしまう問題が多い。
例えば、最近緩衝液のコンテンツを作っているときに見た重問の緩衝液の問題。
まずそもそも緩衝液の水素イオン濃度を求める問題の公式がゴミ。

緩衝液 受験テクニック

あなたも見てみるといい。これを公式として使ってしまっている。

 

これはキッチリ俺のブログやメルマガで勉強すればどれほど愚かな行為なのかが分かる。

緩衝液の解法をキッチリ学んでいれば、まさかモル濃度をこの計算に用いるわけが無い。

 

 

また緩衝液の頻出パターンで、緩衝溶液に少量の強酸や強塩基を加えるパターンがある。強酸のパターンで、重問の模範解答で解説のところにこのように書いてあった。

 

CH3COO+H+→CH3COOH

の反応が起こった。

と書いてあった。

 

はっきり言ってこれは間違っている。なぜならこの反応は可逆反応であるはずだから、

CH3COO+H+CH3COOH

である必要がある。

 

でも今回の反応は間違いなく、不可逆反応である。じゃあ何が起こっているのだろうか?

それは弱酸遊離反応が起こっている。

つまり、弱酸遊離反応だから、こんな風に略していい反応ではない。

CH3COONa+HCl→CH3COOH+NaCl

とちゃんと解説しないと、なんで不可逆反応なのかと言う事がわからない。

 

つまり重問は『選んでいる問題が良問』だから推薦しているわけであって、解法はクソなのです。

 

だから解法は俺のメルマガで学んでほしい。もちろん無料で受講できるし、メールアドレスと学年さえ入力すれば、受講可能となる。

[quads id=5]

 

まとめ

セミナーの使い方は、基礎固め、

化学の基盤を作って俺のブログや

メルマガで解法を勉強する。

 

 

そしてその後に、重要問題集に

進む。

 

こうする事で、余裕で重要問題集が

解けるようになっている事が分かる。

 

ほんと余裕。

 

B問題も案外対した事無い事も分かる。



14 件のコメント

  • ダイコン より:

    セミナーを解いていて元素名と単体名に分ける問題があったのですが、元素と単体としての使われ方ではどんな違いがあるのですか?
    「単体でなく元素の意味に用いられるものを選べ」という問題です。

    • 受験化学コーチなかむら より:

      元素はCそのものとかです。単体は、ダイヤモンドとか黒鉛とかです。

  • 受験生です より:

    自分はセンターで化学基礎のみを使うのですが、「セミナー化学基礎+化学」の化学基礎部分を抜き出してやっています。そこで質問なのですが、暗記事項はセミナーのまとめ部分(問題に入る前のまとめのことです)だけで足りますか?あと、第1章[4]物質の利用は化学基礎のみの人も暗記するべきですか?

    • 受験化学コーチなかむら より:

      セミナーの部分で勉強するのはお勧めしません。
      あれはあくまで問題集なので、

         
      目指す点数によって勉強すべきかどうかが変わります。

        
      一応範囲です。ニューセラミックス、セラミックスなども出ます。生活の分野は出ます。

      • 受験生です より:

        ありがとうございます、早めに基礎用の参考書を買おうと思います。

        6月のマーク模試で38点だったので、本番では1ミスか50点を目指しています。

        ありがとうございます、ちょっとずつ覚えていこうと思います。

        • 受験化学コーチなかむら より:

          でも、なかなかいい点数取れてますね!

          本番なかなか期待できると思います!
          ただ途中からなかなかコスパが悪くなるので文系なら社会や、英語との折り合いを考えて勉強してください!
          頑張ってください。

  • 受験生 より:

    学校で配布されるEXCELとセミナーってやっぱり違いますか?セミナーの代わりにEXCELで基礎を固めて重要問題に入るのはありですか?

    • 受験化学コーチなかむら より:

      EXCELは把握していないのですが、学校で配られる教科書傍用問題集でしたら特に違いはありませんので、それでも大丈夫ですよ。

  • 193 より:

    高二です。
    今理論化学をやっていて、学校では2月くらいに終わるそんうなのですが、それと並行して無機と有機化学も独学でやっていき、4月までに重要問題集の全範囲を2周ほどしたいんですけれども無機と有機の独学はどのように進めていけばいいでしょうか?自分としては化学のdoシリーズの福間の無機化学と鎌田の有機化学をやってから、重問に移ろうと思っています。セミナーもあるんですけれど、もしセミナーから重問にいく場合このブログのどの記事を読めばいいとか教えて欲しいです。学校ではセミナーを配られましたがdoシリーズはもらいものです。

    • 受験化学コーチなかむら より:

      そもそも何周するとかそういうことはあまり関係ないので気にしない方がいいですね。

  • 193 より:

    高二の名大志望です。
    理論化学のセミナーの基本問題はすべて終わったのですが、もう重要問題集にいってもいいということですよね?

  • もん より:

    高3です
    化学があんまりできずに重問に行ってしまったんですがやっぱりセミナーをしっかりやろうと思います。ですが時間的にセミナーからの重問ってきついですか?

  • うさ より:

    高3です。
    化学はセンターでしか使わないんですけど、セミナーの基本問題だけだと不十分ですか?
    発展問題も完璧にできるようになった方がいいですか?

  • 鈴木武 より:

    セミナー化学で有機化学を先取り学習しようと思っています。発展例題手前の基礎問題までを定着させれば、センターレベルの問題は解けるようになるでしょうか?

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    浪人の夏休みまで死ぬほど勉強したにも関わらず偏差値50を割ることも。そんな状態から効率よく化学を学び化学の偏差値を68まで爆発的に伸ばした。その経験を塾講師としてリアル塾で発揮するも、携われる生徒の数に限界を感じ化学受験テクニック塾を開講。 自己紹介の続きを読む。